受講者プロフィール
【お名前】小柳雅子さん
【ご年齢】41歳
【ご職業】会社員
【ご住所】東京都23区内
【ライフスタイル】フルタイムの会社員として、また、8歳の息子さんのお母様として、そして、終電後帰宅の多いご主人様の妻として、仕事と家事とを両立しながら毎日忙しい日々を送られています。
とてもアクティブなご性格で、思い立ったらそのまま息子さんと北海道や九州に旅行に行ってしまわれることもあるようです。
【受講のきっかけ】結婚や引っ越しを機に車の運転をする機会が減り、それとともに運転免許証を見る機会も少なくなってきたことで、運転免許証をいわゆる「うっかり失効」されたのが受講のきっかけとのことです。
職場の同僚が免許更新をした際に、写真写りの話題となって自分の免許証を確認したのがきっかけでした。
有効期限から8ヶ月が過ぎている事に気がつき、その瞬間頭が真っ白になりました。
同僚に思わず「今、平成何年だっけ?」と聞いてしまった程です。
「これ迄ビデオレンタル屋さんで身分証として免許証を見せる機会もあったのに、なぜ指摘されなかったのかしら?あの時指摘してくれてさえいれば・・・」とも思いましたが他人を責めても免許の期限はかわりません。
すぐに自分の責任だったと心から反省しました。
すぐにインターネットでどうしたらよいのかについて調べました。
職場で免許の失効に気がついたので、周りにいた同僚も情報収集を手伝ってくれました。
調べた結果、とにかく、手続きをしに運転免許試験場に行かなければならないようでしたので、最寄りの鮫洲試験場に電話をしてみました。
簡単に状況を説明したところ、「完全に失効ですね。すみやかに仮免許の申請に試験場に来てください。」と案内されました。
また、免許失効後の手続きとしては「①免許失効から半年以内の場合、所定の講習の受講のみ」、「②失効後半年以上で一年未満の場合、免許取得の途中の行程に戻され学科試験や技能試験などの運転免許取得時の一部試験の再受験」「③、②の条件以上の失効していた場合、最初から免許を取得する方法と同様」と説明を受けました。
私の場合は8ヶ月以上過ぎていたので②の「一部試験の再受験」となりました。
電話で説明を受けた日から約1週間後に、手続きをするため鮫洲試験場に行きました。
担当していただいた職員の方から先日の電話の内容と同じような説明を受け、今後の免許再取得までの方法を解説して頂きました。
ゴールドだった私の大切な免許証は没収となり、代わりに仮免許証(路上で運転練習を行うため免許証)の発行を受けました。
その際に、職員の方から、次回は必要数の路上練習を実施後、本免許用の学科試験を受験しに来るように言われました。
また、「小柳さんが免許を取得された約20年前とは法規が変わっているので、学科試験合格のためにもしっかり勉強してください!」と念を押されたため、帰りに早速、鮫洲試験場の売店で問題集と参考書を購入しました。
購入した問題集をとにかく解き、間違えた問題を解き直し、その問題にからめた周辺知識を会得する、という作業を何度も繰り返して勉強しました。
私が受験した学科試験では合格率が4割程度にみえるほどでしたが、無事に1回で合格できました。
正直に申し上げますと、最初は教習所に通う事を考えていました。
インターネットの口コミなどでは「一発試験は大変だった」「7、8回失敗するのが普通」というようなコメントが多く目についたので、「教習所の方が早いかも」と思い自宅から近い教習所へ連絡してみました。ところが時期が悪いせいもあったと思いますが、実車の予約は通常2週間先まで埋まっている、と言われ、仮免期間内の取得は私には難しいかなと思いました。
私の場合、一番苦労するのは通う為の時間を確保することです。数日先のスケジュールも変わる事が多い仕事のため、これから最低数ヶ月以上、常に約2週間先のスケジュールをプライベートな都合で確保するというのは非常に無理があり、断念する結果となりました。
さらに費用の部分から考えても、仮免許を持っていても、教習所では、全くの初めての状態から申し込むのと、金額的には大差がないという部分にも魅力を感じませんでした。
結果的にネットで調べて、KIKIさんで一発試験にチャレンジしようと決めました。
私の7時間の教習では、二人の先生に担当して頂きました。どちらも男性の先生でしたが、優しくて丁寧でした。
お二人とも教習中に車を路肩にとめ、次の練習の注意点や、間違った運転の改善点を絵に描いて教えてくださいました。
この教習方法は、私にとって重要なポイントをその都度ピンポイントで教えてくださるので検定試験をイメージしやすく、とてもためになりました。また、この絵は、
自宅に持ち帰って検定のために復習する際に非常に役に立ちました。
また、先生から、教材として路上の検定エリアの地図と検定コース例を頂いたのですが、これは、試験前にGoogleストリートビューや息子のおもちゃの車を使ってイメージトレーニングを行って、復習する際にとても役に立ちました。
実は、練習開始当初はマニュアル車(MT車)で免許再取得を考えていたのですが、久しぶりのマニュアル車の運転だったため、初回の教習は車の感覚を取り戻す事で精一杯でした。
そんな私を見て、先生は、「このままのペースですと、マニュアル車の操作に慣れるまでに少し時間がかかります。」
「今後のスケジュールも考慮してオートマ車(AT車)限定で免許を取得してからマニュアル車に限定解除*されたらいかがでしょうか?」
「取得までの期間も短縮出来ますし、費用もさらに抑えられます。」とアドバイスしてくださいました。
このアドバイスは仮免許証の有効期限と、限られたスケジュールの中で免許を再度取得しなければならない私にとって、最高の提案でした。
もちろん、マニュアル車での免許を取りたいと焦っていた気持ちもとても楽になりました。
*限定解除とは、オートマ限定の免許を取得した後、再度マニュアル免許取得する為に実技試験を受験する事。
メリットは、オートマ車限定で免許取得を既にしているため学科試験を受ける必要がない。
学科試験や仮免許証の有効期限を気にする事無くチャレンジ出来る。
実技試験は試験場内での試験のみの為、路上試験と比べて交通量が少ない環境で受験出来るなどがあるため、短期間での合格への可能性が高くなると考えられる。
結果は無事に1回目の受験で合格できました。
試験当日の午前中に教習をして頂いたこともあって、当日の交通事情を把握し、運転に慣れた状態で試験に臨めました。
同日の午後の部で一緒に試験を受けたのは8人でしたが、合格したのは私ひとりだけでした。
試験終了後、試験官からは「プロの指導官についてもらって練習してきたでしょう?しっかりと指導してもらってきたのがよくわかる、模範的な運転です。」というお言葉を頂きました。
採点結果をお教えていただくと、100点中95点で合格でした。
その試験官は「皆さんがこの試験を受験する前に、道路上で5日間以上の運転練習を行う必要がありますが、その多くは、受験者がその家族や友人などに同乗をお願いし、とにかく運転量をかせぐ練習をされています。
そのような受験者は、安全運転に必要で大切なやるべきことができておらず、結果的に何度も検定に失敗しています。」とも仰っておられました。
KIKIさんは、合格のための運転ポイントと自分ができていないところを的確に指摘指導してくださったので、そこが一発試験を一回目で合格できた大きな理由だと思いました。
はい、もちろんです。先生方に指導頂かなかったら一発試験を一回目で合格!はあり得なかったと思います。
結果として、教習所に比べ費用が大きく節約出来たことは嬉しいですが、何よりも必要最低限の時間の中で無事免許取得出来た事が一番嬉しいです。
先生方には本当に感謝しています。本当にありがとうございました。
小柳さんはいつも笑顔を絶やさない、明るい方でした。
ご性格も慎重な方で非常に丁寧なドライバーであると感じました。
運転免許を失効されてしまった事を非常に残念がられていましたが、気持ちを切り替えて毎回、真剣にレッスンを受講されていました。
一発免許実技試験も見事一発合格でした。
練習中もそうでしたが、御本人様が教習後イメージトレーニングなどをして最後まで努力された結果だと思います。
小柳様、本日はお忙しい中、ありがとうございました。
※一発免許取得の費用、教習時間等は現在のものとは異なります。