試験の最重要ポイントは試験独特の運転ルールに沿った運転です。
技能試験の合格基準は、「事故を起こさない安全運転が出来るか?」に限られていません。
「安全運転が出来るかどうか?」は、試験全体の20%程度の評価とイメージしてください。
安全確認の順序、ウインカー点灯秒数などの教習所で教わった運転方法を100%求められます。
例えば、「町を走るパトカーも、この教習所で教わった通りの運転をしているか?」と言うと絶対に違います。
警察車輌に関わらず、教習所で学んだ運転を教習所の卒業後も完全に実行しているドライバーはいません。
技能試験も学科試験と同じように徹底的に合格ポイントを練習した上で受験しましょう。
試験開始時に100点保有しており、70点までが合格となる減点方式です。
減点は5点 、10点 、20点 、検定中止の4種類に分かれます。
同乗する試験官が助手席で採点します。
この採点方法は普通の自動車教習所の試験と同じ基準です。
例えば、
10点減点 巻き込み確認忘れ
20点減点 5キロ以上のスピードオーバー
試験中止 一時停止の時にバンパーが停止線を超えた場合
1つの運転の癖でも異なる時期に出てしまうと、原則、再び減点されます。
仮免技能試験の主な試験課題 :
1、周回コース、 直線道路、カーブ、障害物
2、交差点とその優先判断
3、坂道発進、踏切通過、S字、クランク
4、発着点にて、発進方法、停車方法など
仮免技能試験のポイント :
教習所施設内のコースを10分~15分の運転試験をします。
試験ルートは4つあり、その中の1つを実際に走行します。
走行順路は試験官より、試験中にすべて案内されますので覚える必要はありません。
また、走行順路を間違えても減点対象とはなりません。
ただし、その事に気を取られ、他の減点となる行為があった場合は対象となります。
本免技能試験の主な試験課題 :
路上と運転免許試験場の施設内の2カ所で試験を行ないます。
路上試験は20分~25分程度走行します。
施設内では約5分程度の縦列駐車又は方向変換の試験を行います。
こちらの試験は、路上試験と施設内の試験の両方に合格しなければなりません。
路上試験に合格しても施設内の試験で不合格のとなった場合は、次回は路上試験から再度受験しなければなりません。
路上試験のポイント :
試験独特の運転ルールを表現することと、道路環境の変化状況の中の的確な運転操作が必要です。
走行ルートは、仮免と同様に試験官より指示されます。
また、走行順路を間違えても減点対象とはなりません。
ただし、その事に気を取られ、他の減点となる行為があった場合は対象となります。
施設内の試験のポイント :
後退、切返し、所定の場所での安全確認など駐車できること以外の試験の合格ポイントも表現します。
免許失効!何をすれば良いか?
合格者の声
プロが教える!最短合格方法
学科試験 試験内容と対策
技能試験 試験内容と対策
よくいただく質問
メディア紹介実績
会社概要